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GLOSSARY
不動産用語集
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インフレヘッジ

インフレヘッジとは、インフレーションによる資産の目減りを防ぐため、インフレ経済時において価値の上昇が見込まれる資産に乗り換えることを指します。
インフレーションになったとき、最もしてはならないのが資産をキャッシュ(現金)として保有することです。仮に物価が10%上昇した場合、相対的にキャッシュの価値は90%に減少してしまいます。「キャッシュ・イズ・キング」という言葉がありますが、お金の価値が下がってしまうインフレ経済時においてはこの限りではありません。
インフレヘッジとして選ばれている資産はいくつかありますが、代表的なものとしては「金(きん)」「株」「不動産」などが挙げられます。


・金
いわゆる金・銀・プラチナといった貴金属は、実物資産の代表といえるでしょう。実際、オイルショックやリーマンショックなど、経済が不安定になるたびに金価格は大きく上昇してきました。ただし、金には政治・経済・紛争・資源問題など、インフレ以外の変動リスクがあります。日本の市場だけではなく、アメリカやヨーロッパ、アジア、中東、アフリカなどで生じた諸問題によって、価格が大きく下がるリスクがあります。
また金は、ほかの実物資産と比べて金利を生みません。資産の保全という面では優れていますが、株や不動産のように運用益がない点には留意しなければなりません。


・株
金融用語で「デマンド・プル・インフレ」などとよばれる、供給よりも需要が高いときに起きるインフレ時は企業の売り上げも好調ですから、景気に応じて株価も上昇します。日本でいえばバブル崩壊前の頃で、当時はインフレヘッジを目的として株式投資が積極的に行われていました。
株式投資で怖いのが倒産や不祥事のリスクです。特定企業の株式だけを保有しているとネガティブサプライズなどが起こった際のダメージが大きいので、他業種や動きの異なる業界の株式を保有するなどして、リスクを分散する必要があります。


・不動産
インフレ時には、景気の上昇に伴って土地や建物の価格も上がるため、不動産投資はとても有効な手段です。バブル期には、購入時よりも高くなったら売るという、いわゆる「土地転がし」も流行しました。
しかし、現在の不動産投資ではこのような転売ではなく、家賃収入によって利益を得る方法が一般的です。金や株と違って安定した収益が望めるので、資産運用がしやすいというメリットもあります。
不動産投資で注意したいのが空室リスクです。住人がいなければ家賃収入は得られないので、ローンを組んでいる場合は返済計画が遅れてしまう可能性があります。


このように、インフレヘッジにはさまざまな手段がありますが、大切なのは「資産管理の方法を一つに絞らないこと」です。金だけ、株だけ、不動産だけと限定的に運用するよりは、複数の資産を運用した方が総合的なリスクは低くなります。


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